また今年が終わっちゃう、そんな焦る気持ちを抱える時期になりました。学校は24日(水)が2学期の終業式です。クリスマスイブですね。小学部でも中学部でも高等部も、専攻科もそれぞれの学部で、クリスマス会が行われます。小学部は23日に予定されていて、自分で食べたいケーキを選ぶことができたでしょうか。中学部も同じ日でプレゼントをあげる友達はくじを引いて選びます。友達は何が好きかを考えながらプレゼントを選んでください。わからない時は先生に相談すると一緒に考えてくれます。高等部は早めの11日に行われました。プレゼント交換もありますが、クリスマスパーティーを盛り上げるために、おしゃれな服装やサンタやトナカイなどの被り物の持ち込みもあって楽しいパーティーになりました。専攻科は18日(木)曜日に行います。「生活」の学習のまとめとして、クリスマス会に向けてグループごとに練習してきた料理を出し合います。煮込みハンバーグ、オムライス、野菜スープ、リースサラダ、カップケーキなどのメニューに取り組んでいました。盛り付けもだんだん上手になってとても美味しそうでした。
さて今回は、「旭出学園 でまえ教室」についてのお話です。12月6日(土)大泉学園駅近くの勤労福祉会館で専攻科の臼井公彦教諭による「知的障害のある子の就労~選択肢を広げるために準備しておくこと~」の講習会がありました。受付として参加し、久々に臼井教諭の話を聞ながら、専攻科で共に仕事をしていた時のことが想い出されました。専攻科の生徒数が20数名でしたので今ほど多くはありませんでしたが、一人一人の進路を支援することはなかなかハードな日々でもあり、それが今につながっている生徒もいれば転職を支援してきた生徒もいます。就職すればめでたしめでたしとはいかないのが現状ですし、支えあう仕組みが必要なことも共に理解してきた年月でもありました。あの時代のあの生徒たちの支援はこれからが必要なのかもしれず、支援を継続していくための「生涯支援部」であると思い返しました。なかなか簡単にはいかない現実にもぶつかりますが、思いがあるうちは続けよう、そして引き継いでいこうというのが今の私の信条です。
臼井教諭の話は聞きやすく、参加者の多くは小学校低学年の保護者でした。中学生や高校生の保護者もいました。進路のことは多くの保護者にとっても今から情報を収集することが大切だと感じているのだと思います。公立の特別支援学校高等部には、就労100%をめざす職業科が多く設置されています。企業も特例子会社などを会社内外に創設していますし、障がい者の雇用率促進も義務付けられていますので働く場の選択肢は増えていると思います。会社が求める人材として次の4点があります。①自分の身の回りのことができる。②職場の人とコミュニケーションが取れる。③会社のルールを守れる。④働く体力、意欲がある。技術よりも、身辺処理や生活習慣、働くことに対する体力、意欲、態度が求められているということだと思います。これは障がい者だけに求められることではなく、雇用する立場で考えると当たり前といえば当たり前のことだと思います。企業就労にせよ、福祉的就労にせよ、自分にとって合っている職場かどうかを見極めることが大事です。合わなかったら、合うところを探すことも必要な選択肢だとつくづく思います。企業就労がベストではありません。自分に合う職場とのマッチングが大事ですし、①②③④の積み上げをすることは、選択肢を広げることになります。
そのためにもたくさんの体験を通して、経験値を積み重ね、自分と向き合っていく高等部専攻科6年間の教育支援、学校から社会への移行支援が必要だと再確認しました。
小学部段階では、元気な体作りや基本的生活習慣の確立を図ることが大事ですし、遊びを通して好きなことに集中することはとても大切なことです。中学部では、社会生活の範囲を広めつつマナーや自分の役割を通して集団と関わっていくことが必要になります。友達との比較や自分に対する自己嫌悪なども芽生える時期ですが、ほめられたことは心に残り自信となります。できそうなことを役割にし、褒めて感謝することを心がけたいです。文字の読み書きや計算などの学習を軽視するわけではありませんが、家庭でのお手伝いや身辺処理、生活リズムを整えること、それができた時に家族に認められれば自己肯定感も増します。私もこんな子育てをしたかったと思いつつ、自分の失敗も含めてお伝えできることを伝えていきたいと思いました。様々な想いが膨らみ、元気をもらった講習会でした。臼井先生と参加者のみなさんに感謝いたします。
先のこと心配だよねでもね今大切なのは今を楽しむ
<バカフェの次回開店予定>
1月24日(土)11:00~3:00
2月15日(日)11:00~3:00
3月15日(日)11:00~3:00
*ラストオーダーは2:30です


