3月19日(木)小学部、中学部、高等部の卒業式、専攻科の修了式が行われました。
午前中は雨予報でしたので、記念写真を正門ロータリーで撮れるかどうかなど心配していましたが、式が終わる頃には雨も上がって、明るい日差しの下でそれぞれの学部の記念写真が撮れました。この日東京では桜の開花宣言が出されましたので、暖かく穏やかに晴れの日を祝ってくれたのでしょう。みなさんの日頃の善い行いのおかげですね。
今年は専攻科の修了生が16人と、これまでになく大人数でした。お一人お一人の就労先が紹介されましたが、「〇〇さんは、4月から〇〇で働きます。」のアナウンスにお辞儀をして拍手をもらう時の表情がみなさんとても誇らしげでした。就労先を決めるまでにはたくさんの職場体験をして自分に合う職場、行きたい職場を選んだ方もいますし、「私はここがいい」とすぐに選んだ方もいたとのことでした。就労先の開拓や現場実習の日程調整など早くから進めていたこともあり、保護者の協力も得て、全員1月中には希望する就労先から内定をいただけたと聞きました。3月12日(木)には進路報告会があり、高等部3年生も参加して16名の就労先や仕事内容の紹介と本人の気持ちや後輩に送る言葉、そして2年生の応援団からはエールが贈られました。ここで2年生は、「来年度はいよいよ自分の番だ」と意欲を高めたように見えました。新年度、修了生のみなさんの働く姿を見に行くこともとても楽しみになりました。
卒業生、修了生のみなさまのご活躍をみなさまの母校、旭出学園から応援しています。同窓会あおば会にも参加され、元気な姿を見せてくださることを楽しみにしています。
さて今回は、「旭出学園の一貫教育」について考えたいと思います。今年専攻科を修了されたみなさんの中には小学部から15年間旭出学園に通い続けていただいた生徒さんが3名います。丁度校長に就任した年のピカピカの小学部1年生でしたので、小学部入学から専攻科修了まで一人一人の成長をその都度関りを持ちつつそばで見させていただきました。修了式の壇上の様子を拝見し、振り返ればいろいろな場面が浮かびます。なかなかの手ごわさをそれぞれが見せていた小学部、でもかわいかった。中学部の箱根修学旅行に同行した時、貸し切りになったロープウェイの中で歌った♪富士山。富士山は見えないのに大合唱、思い出す度に笑えます。高等部はコロナ禍で思い描いた活動や行事ができず悲しかったり、でも仲間が増えてわちゃわちゃした青春らしさを見せてくれて、専攻科では毎年研修旅行に行って楽しんでいる様子を聞いてほっとしたりしてきました。目標が達成し自信がついた姿も作業学習や職場実習体験、生活自立寮で見ることができました。すべての目標が達成したわけではありませんし、課題もまだ見えるみなさんですが、自分の気持ちを伝えたり友達のことを思いやったり、仲間と共に生活することや共同活動することを楽しむ力は育っていると感じます。気持ちの切り替えも折り合いのつけ方も少しずつ上手になってきました。「学校は楽しかったですか?」「仕事を見に行きますね!」に満足そうに頷いてくれた笑顔、「旭出の一貫教育」の成果を見せてもらったようでとてもうれしかったです。
卒業後の長い社会人生活が始まります。保護者のみなさまには今後も生活リズムが安定し、健康で意欲的な社会人として過ごせますようご支援をお願いいたします。♪心配ないさ~という日々が続きますことを願いますが、何か気がかりなことが生じました際には「生涯支援部」にご連絡ください。「できることとできないこと」はありますが一緒に考えることはしたいですし、「生涯支援部」は卒業後も応援団としてともに歩んでいきたいと思います。卒業後もご理解とご協力をお願いいたします。
桜咲く暗いニュースに釘を打つ開花宣言卒業式に
<ババカフェの次回開店予定>
4月19日(日)11:00~3:00
5月10日(日)11:00~3:00
6月21日(日)11:00~3:00
*ラストオーダーは2:30です。
*軽食の持ち込みできます。

