2025年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。
晴天が続き、陽が射すと暖かい日々が続いていましたが、ここに来て北風が冷たく、真冬なのだと自覚する日々です。インフルエンザに加えてコロナも患者数が増えているとのことですので、やはり、手洗いやマスクは手放せない季節です。健康第一、当たり前のことですが、生活リズムの油断から体調を崩すことはありがちです。身体には精神的リラックス、心が緩み楽しむことが必要で、精神には適度の運動が必要だと聞きました。
身体を動かすことで落ち込んだ気分が晴れるということは、私も度々経験しています。高等部や専攻科がこの時期取り組んでいる「ウォーキング」は、手軽に取り入れ易く、卒業後も継続できる運動として定着することを目標の一つにしています。少しづつ距離を延ばして、吉祥寺の井の頭公園までのウォーキング大会が今月末に計画されています。
さて今回は、「二十歳を祝う会」のお話です。以前は「成人を祝う会」でしたが、18歳で成人となりましたので、二十歳の節目を祝う会に名称は変わりました。17日に、専攻科2年生の「二十歳を祝う会」が行われました。今年は15名のみなさんをお祝いします。この会には、二十歳を迎えた生徒のみなさんと保護者の他、中学部高等部の生徒も参加します。会場に集うみなさんの前で一人ひとりが「二十歳の決意」を発表します。毎年それを聴かせてもらえることをとても楽しみにしています。幼かった頃、小学生や中学生、高校生それぞれの時代の思い出や大人としてなりたい自分や家族への感謝などが発表されます。表現の仕方はそれぞれで一人ひとり違っています。作文を読み上げる方、ipadを使った音声表示、マカトンサインやマカトンシンボルなど、自分が身に付けた表現方法で発表します。今年は、マイクを持ってメロディーにのせて歌うように、楽しかったことや家族への感謝、これから仕事ができる大人になりたいなどご自分の想いを歌い上げる方がいました。小学生の時の彼女を思い出し、本当に大人になろうとしているのだとうれしさがあふれてきました。15名のみなさんは、きっと練習もたくさんしてきたでしょうし、緊張もしたと思いますが、「二十歳の節目」としての一人ひとりの決意をしっかり発表できて、ご両親をはじめ、会場のみなさんに届けることができました。保護者を代表として祝辞を述べられたお父様が、「旭出に入学を決めたきっかけの一つは、学園のパンフレットに載っていたこの成人を祝う会の写真でした。我が子も成人した時に、みなさんから暖かくお祝いをされるような環境にいて欲しいと願いました。そして今日、その日を迎えました。」とお話されました。この20年間お子さんの成長に寄り添われ、保護者としても成長させてもらったという言葉がありました。保護者のみなさまには、改めて感謝と敬意を表します。そして本当におめでとうございます。
ご家庭の協力もいただいて作成された「生い立ちの記録」は写真などと共に、午後の専攻科生のみで行うお祝い会で披露されるそうですので、これまでの成長を見守ってこられた保護者のみなさんからのメッセージはまた後日観させていただきたいと思います。各部の教職員からのビデをメッセージも映されるそうですのでそちらも楽しみです。
今年も写真をたくさん撮りましたので、かっこいいスーツ姿や美しい晴れ着姿のみなさまの写真が学校のパンフレットに載る日も近いのではないでしょうか。
専攻科2年生のみなさん、二十歳おめでとうございます。
あと5年僕は働く給料で家族とお寿司大人は楽しみ