2020.10.09

小学部ミニ運動会

 10月になり、さわやかな秋空が続くと期待していましたが、今日は台風14号が接近している雨模様です。小学部は、「川の遠足」の予定でしたが、再来週に延期になりました。急に寒さを感じるようになり、川遊びが楽しめる天気になるとよいのですがどうでしょうか。週明けまで台風の影響はありそうです。何だかすっきりしない日々が続いていますが、小学部の庭にある金木犀のオレンジ色の花々から放たれる甘い秋のにおいが室内にも届いています。我が家のお隣さんにも大きく育った金木犀の木があり、毎朝秋の香のおすそ分けをいただいている今日この頃です。10月ももう中旬になりました。

 

 10月2日の金曜日は久しぶりの青空がまぶしい秋晴れでした。前日に予定していた小学部の「ミニ運動会」を翌日に延期したのは大正解でした。青い空に万国旗が鮮やかに揺れ、運動会気分満点でした。「映え」ました。今回は小学部だけで、保護者のいない「観客無し」で行われました。その一部始終のビデオ撮りに任名されました。「iPad」で撮るということでしたので、前の週の「体育」の時間にお邪魔して試し撮りをして練習させてもらいました。種目は、かけっこ、大玉転がし、荒馬、ペガボールでした。初日の撮影練習ではどこで撮るとよいかが大きな課題でした。「かけっこ」では、ゴール地点での表情が見たいと思い、スタートは望遠にして、ゴールで待ち構えていました。すごい!みんなゴールに向かって走ってきます。そして、最終的にレンズに近づいてきたのは、なんと「タッチするための手形」を持って走ってくる先生のお尻でした。残念!見たいゴール瞬間の子どもたちの表情を映し出すことができませんでした。「大玉転がし」は、紅白同時スタートですので両者が見える折り返し地点で構えました。いつもは保護者のみなさんと一緒に参加する種目でしたが、今年は一人ずつ転がして1戦ごとに勝敗をつけるやり方でした。「スタート!」大玉は動きますが子どもたちが見えません。大玉に隠れてしまう子がまだまだ多い小学生だったのです。1回ごとに紅、白どちらが速くゴールしたかは分かりやすかったようですし、勝負に燃える高学年の子たちの勝ちたい気持ちが伝わりました。これもどこで撮るとよいか迷います。ビデオ撮り練習を2回、そして本番と参加させていただいた「小学部 ミニ運動会」ですが、高学年の子どもたちが自分の役割に取り組む姿に一人一人の成長を感じましたし、終わった後もベンチを運んだり道具を片付けたりする手伝いにすんなりと参加していたことにも、こうやってやるべきことをだんだん受け入れる力がついているんだなあと感慨深かったです。

 さて、当日撮影した映像は上映会があるそうです。子どもたちのいい顔や動きがちゃんと撮れているとよいのですが、、、そんなこと考えながら撮ってたのね、と笑って、お許しください。そしてお子さんの育ちをお楽しみください。

 

  マスク超し 香り探して 金木犀    2020.10.9