中学2年男子。
色数がたくさん揃ったコンテがあったので、一本ずつ渡していくと、
水色の画用紙にどんどん四角形を描いていきました。
しばらくやると、「おわりです」とのことでしたが、
渡し続けてみると、描きつづけていました。
しかしながら、再度「おわりです」とのことだったので、「わかった、終わりですね」と答えて、
渡すのをやめました。
渡し続けてすみませんでした。と思いましたが、
その後、自ら水色の絵の具を出してきて、
コンテの線の上に淡く塗って、きれいににじませて、仕上げていました。
ちゃんと彼の作品になったのだと思い、安心しました。
(関口光太郎)